【解説】感覚過敏と感覚鈍麻の特徴症状と自閉症状との関係性

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自閉症スペクトラムやアスペルガーの人は感覚過敏を持っている。

これは100%断言できるものであるそうだ。

 

 

あとで詳しく触れていくが、

自閉症状があるから感覚過敏が発生するのではなく、

感覚過敏があるから自閉症状が発生するからだ。

 

 

そのため、自閉症スペクトラムの人は感覚過敏によって困る事が多い。

なっさんもそうだ。

なので、なっさんの体験談やそれを元に考察した内容が多く書かれている。

 

 

まず、感覚過敏とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の感覚が敏感すぎる事。

これにより、不快感やストレスから拒否反応を示す事が多い。

 

 

感覚鈍麻とは、過敏とは逆に上記の5つの感覚が鈍すぎる事。

これにより、日常生活に支障をきたす事も珍しくない。

 

目次

【感覚過敏と感覚鈍麻】症状

  

例えば、視覚情報に過集中している時は周りの声が頭に入ってこない。

視覚情報に過敏に反応して頭の中がいっぱいになって、

その他の感覚が入ってこなくなり、鈍くなっている状態なのだ。

 

 

人が大勢いる場所でもそうだ。

いろんな人の声や物音に過敏に反応して、

目の前の特定の人の声を聞き取ることが困難になる。

 

 

これは、感覚過敏と感覚鈍磨の関係上成り立ってしまっている事だ。

感覚過敏は人によっても症状や度合いが違うので、個人差がある。

なので、参考にして頂けたらと思う。

 

  • 光が眩しくて目を開けてられない
  • 小さい音でもうるさく聞こえる
  • いろんな音がある場所では、特定の音だけを聞き取る事が困難
  • 触覚に敏感で、人に触れられるのを嫌う
  • 舌触りに敏感で、食べられないものが多い
  • 今いる部屋とは違う部屋にある物の匂いが気になる
  • 特定の服を着た時に痛いと感じる

 

感覚過敏にはだいたいこのような症状がある。

 

 

そして、治療方法は今のところはっきりとしたものはまだないようだ。

なので、個人で対処していく事が重要になってくる。

 

 

解決にはならないが、眩しい時はサングラスをかけたり、雑音が激しいところでは、

イヤホンやヘッドホンをつけたりなどの工夫が重要になってくる。

 

 

感覚過敏は自閉症スペクトラムやアスペルガーの人はほぼ100%持っている。

なっさんも感覚過敏の中でも、聴覚過敏聴覚鈍麻を持っている。

 

【感覚過敏と感覚鈍麻】聴覚過敏

 

聴覚過敏はどんな症状が起きるのかというと、

 

電気屋の店内、電車内などで複数の音を聞いていると、頭の中が麻痺するような

感覚や、頭の中が回るような感覚がして、ストレスを感じる。

一般の人もあると思うが、感覚過敏の人はより激しい。

 

 

突然の大きな音に不快感を感じる。

いきなり大きな音を聞くと、ビクッ!!イラッ!!とする。

 

 

そして、その時は他の音を認識できない。

これも一般の人もあると思いますが、感覚過敏の人はより激しい。

 

 

まだある。

 

 

人に何か言われた時、だいたい1回は聞き返す。

いきなり話し始められたら、最初あたりが聞き取れないので、

最初はまず名前を呼んでもらいたいものだ。

 

 

まだまだある。

 

 

パソコンやスマホの画面に集中していて、

他の人が話しかけている事に気づかない事はよくある。

 

 

名前を呼ばれたら気づく。

最初から名前を呼べばいいのに。

名前を呼ばずに誰に向かって喋ってるかがわかる人はエスパー魔美だな。

 

まだまだまだある。

 

 

音楽の歌詞が聞き取れない。

有線が流れていて、一緒にいる人が、この歌詞いいねーなんて言ったりすると、

 

 

は!?何が!?

全然聞き取れないし!!

なんでなんとなく聞いてるだけで聞き取れるの!?

あなたエスパー!?

むしろエスパー伊東さん!?

 

 

ってなる。

 

 

よっぽど集中したら聞き取れるが、歌詞の意味が連想できない。

歌詞を朗読されたら意味もわかるんだが!

聴覚処理能力が低いという言い方もできるかもしれない。

 

 

他の人の例でいうと、

 

特定の食べ物の食感がだめとか、

隣の教室から習字の墨の匂いがして気になってしょうがないとか、

通常レベルの光の刺激を強く感じてしまって前が見えにくいとか、

触れられると不快感を感じて拒否反応が出るとかっていうのもあるそうだ。

 

 

【感覚過敏と感覚鈍麻】カクテルパーティー効果

 

パーティーなどで目の前の人の会話を聞き取る為に、それ以外の人たちの

雑踏のような声を遮断する働きを、カクテルパーティー効果と言う。

要は、「慣れ」である。 

 

 

聴覚過敏を持っている人はこの機能が働きにくいと思わる。

なっさんもこれはよくある。

人が大勢いるところでは目の前の人の会話がかなり聞こえにくい。

 

 

後ろの方や近くで予期せぬ少し大きめの音が鳴った時も、その音に感覚が支配され、

目の前の人の会話が聞き取れなくなる事もしばしば。

 

【感覚過敏と感覚鈍麻】関係性

 

感覚過敏と感覚鈍麻は実は表裏一体だ。

過敏を起こしていると裏に鈍麻が発生する。

特定の感覚が強く入ってくると、他の感覚が入にくいようなイメージだ。

 

 

この本にも書いていて、なるほどと感じた。

過集中してる時や、騒がしいところにいる時などがそうだ。

 

【感覚過敏と感覚鈍麻】自閉症状と感覚過敏

 

上記の本にも書いてあった事だが、

自閉があるから感覚過敏が発生するのではなく、

感覚過敏があるから自閉が発生する。

 

 

冒頭でアスペルガーならほぼ100%感覚過敏を

持っていると書いた理由もここにある。

 

 

過集中の例がわかりやすい。

強烈な視覚刺激が入ってきて過剰に反応し、他の情報や感覚が入ってきにくくなる。

 

【感覚過敏と感覚鈍麻】感覚過敏の実態

 

感覚過敏とは「特殊感覚」の一つだ。

自閉症スペクトラムの人を一言で表すなら「特殊感覚者」だと思う。

感覚過敏、感覚鈍磨、自分が消える感覚、恐怖心が強い、納得、など。

 

 

その中でも、「納得」と言うものが感覚過敏の実態ではないかと思う。

どう言う事かというと、聴覚過敏で例えると、不意の大きな音や多くの大きな音に

敏感に反応しストレスになると思うが、意図的に自分で発生させた音も同様だろうか?

 

 

答えは「NO」だろう。

自分で発生させた音もそうだが、「今から大きい音がなるよ」と言われた直後の音に

関しては、そんなに敏感に反応しないだろう。

 

 

要は「納得する音かどうか」と言う事になる。

人に触れられた時も(触覚過敏)、何かを理解する時もこの「納得」というものが

一つの重要な鍵になるだろう。

 

【感覚過敏と感覚鈍麻】最後に

 

これは、把握して向き合っていくしかない。

なかなか難しい事もあるかと思うが、

自分なりに工夫しないと生きづらいだけなので、試行錯誤繰り返していく必要がある。